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特定健康診査結果の見方

肥満度(BMI)
BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)の式で求められ、肥満かどうかの判定をする指標です。
(やせ:18.5未満、正常:18.5~25.0未満、肥満:25.0以上)
 
腹囲
おへそ周りをメジャーで計測し、内臓脂肪の蓄積を予測します。(男性:85.0cm以上、女性:90.0cm以上)
 
血圧
心臓が全身に血液を送り出すときに血管に加わる圧を血圧といいます。
血圧が高値の場合、生活習慣病、腎臓病が疑われます。(収縮期血圧:最高血圧、拡張期血圧:最低血圧)
 
中性脂肪
体内の中で最も多い脂肪で、糖質がエネルギーとして脂肪に変化したものです。飲食の影響を受けやすく、数値が高いと動脈硬化を進行させます。
 
HDL-コレステロール
血管壁にたまった余分なコレステロールを肝臓に戻し、動脈硬化を進行させないように働くので、「善玉コレステロール」と呼ばれています。
 
LDL-コレステロール
肝臓で作られたコレステロールを全身に運ぶ役割がありますが、多すぎると血管壁に入り込み動脈硬化を引き起こす原因になるため「悪玉コレステロール」と呼ばれています。
 
nonHDL-コレステロール
総コレステロール(mg/dL)-HDLコレステロール(mg/dL)の式で求められ、LDL-コレステロールを含む動脈硬化を引き起す全てのコレステロールのことです。HDL-コレステロールに対するnonHDL-コレステロールの比率を小さくすることが動脈硬化の予防につながります。
 
AST(GOT)
心筋、肝臓、骨格筋などに多く存在し、これらの臓器に異常が起こるとASTの数値も異常があらわれるため、肝臓障害や心筋梗塞などを診断するうえで重要です。
 
ALT(GPT)
特に肝細胞の異常に敏感に反応するので、肝臓、胆道系の病気の診断には欠かせない検査です。
 
γ-GTP
肝胆道系の疾患で異常値を示し、特にアルコール性肝障害で高値を示します。
 
空腹時血糖(随時血糖)
糖尿病発見の手がかりになる検査です。血液中の血糖(ブドウ糖)は、筋肉や脳のエネルギー源となる大切な物質で、膵臓から出るインスリンの作用により血液中では一定の濃度に保たれています。糖尿病になるとインスリンが十分働くなくなり血糖値が上昇します。飲食の影響を受けやすい検査項目です。
 
尿糖
糖尿病で血糖値が高くなると、尿に糖が出ます。食後や激しい運動、ストレス、胃の手術後に糖が一時的に出ることがあります。陽性の場合、糖尿病が疑われるため血液検査が必要となります。
 
ヘモグロビンA1c
過去1~2カ月の平均的な血糖値を反映します。血糖検査は飲食の影響を受けますが、ヘモグロビンA1cはあまり受けません。そのため、糖尿病の治療経過を判定するために用いられます。
 
尿蛋白
蛋白は健康な人でもわずかに尿中に出ていますが、腎臓が病気になると多く出ます。ただし、激しい運動や寒さ、精神的な興奮、強いストレスなどでも出ることがあります。異常の場合は、腎機能や泌尿器の詳しい検査が必要です。
 
クレアチニン
クレアチニンは腎臓でろ過され尿中に排泄されますが、腎臓の機能が低下すると、血液中の濃度が高くなります。クレアチニン値が高いほど、腎臓障害が大きく、低いと筋肉に関わる病気が疑われます。
 
eGFR
腎臓がどのくらい機能しているかがわかる検査で、この値が低いほど腎臓の働きが悪いということになります。eGFRは血清クレアチニン値と年齢と性別から計算できます。
 
尿酸
尿酸は痛風の原因となる物質で、通常は尿と一緒に老廃物として処理されます。しかし、うまく排出されずに尿酸が増えすぎると関節に蓄積され、突然関節痛を起こします。これを痛風発作といい、腎臓結石も起きやすくなります。
 
 
医師が必要と認めた場合の詳細な健診項目

ヘマトクリット値
血液中の血球容積の割合をいいます。低値の場合、貧血が疑われます。体内に出血原因がないか、きちんと調べる必要があります。
 
血色素量(ヘモグロビン)
血液の赤色のもとで、全身の細胞に酸素を運搬する重要な役割を持っています。貧血の有無を調べる検査です。
 
赤血球数
体内の細胞に酸素を供給し、二酸化炭素を回収する役割があります。血色素やヘマトクリット値同様、貧血を調べる検査です。
 
12誘導心電図
心臓から発生する微量の電気を波形として記録し、脈の乱れから心臓の病気の兆候を発見します。
 
眼底検査
瞳孔奥の眼底にレンズを通して観察し、高血圧や動脈硬化または糖尿病による血管・網膜・視神経の病変を調べる検査です。

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